海外出張(旅行)で持っていくべきノイズキャンセリングイヤホン(SONY h.ear in NC / MDR-EX750NA)
- 2017/01/14
- 23:45
- カテゴリ:小物
今回の出張は、ノイズキャンセリングイヤホンを持っていきました。
まぁ、耳栓代わりになればいいかな・・・と軽い気持ちだったのですが・・・
結論から言いますと
これあると、非常に快適です
疲れ具合が全く違います
海外旅行や出張時、飛行機に乗る際はひとつ持って行った方が絶対に良いです。(断言)

■ ノイズを軽減する仕組みは?
耳栓は、物理的に耳を塞ぎ音を遮断します。
ノイズキャンセリングイヤホンは、(基本的)にはマイクで拾った環境音(ノイズ)をデジタル変換(A/D)し、その逆位相の波形(ノイズキャンセリング信号)をぶつけることでノイズを軽減します。
音は波形なので逆位相の波で打ち消しあうのです。
ただ、そのままノイズの逆位相波形を混ぜても音声や音楽にも影響が出るので、入力音声も別にデジタル変換した後デジタルイコライザで周波数調整を行ってから、ノイズキャンセリング信号を混合しています。
「MDR-EX750NA」は、ノイズ検出マイクが2つ(フィードフォワード/フィードバック)装備されており、より再生音声に影響が出にくいようにノイズキャンセリング処理が行われています。

■ パッケージ内容
と、能書きはここまでにして、パッケージ内容を見てみます。
付属品は、
マイクロUSBケーブル(約1.0m)、航空機用プラグアダプター、ハイブリッドイヤーピースSS,S,M,L(各2)、キャリングポーチ、クリップ
となります。

キャリングポーチは、ばね口になっていて何気に使いやすいです。
充電用のケーブルが付属していますので、それを使用するのが無難と思います。
手持ちケーブルで試したのですが、いくつか充電できないものもありましたので。
ノイズキャンセリングユニット下部にあるUSB端子端子から充電します。

■ 音質・ノイズキャンセリング性能は?
ハッキリ言って、通常のノイズキャンセリングOFFの時の音質は<よくありません。
こもっていて平坦、FM放送を聴いているみたいです。
一方で、ノイズキャンセリングONにすると、面白いことに各音域が底上げされて、音がはっきりしてメリハリが出てきます。
モニタヘッドホンや、BAイヤホンに比べる(Klipsch X10しか持っていませんが)と比べて繊細さは全くないですが、聴けなくもない。イコライジングの効果なのでしょうね。
もともとノイズの多い環境で音楽を聴くのに特化しているので、音質に難癖をつけるのは無茶な話ですが。
ノイズキャンセリングの性能は、比較的静かな部屋の中で動作させると、驚くほど環境音が静かになるのがわかります。
ホワイトノイズ以外ほぼ無音状態になります。
肝心の機内での場合ですが、これも思っていたより効果的でした。
”ゴー”という低中音が(体感)1/3程度になります。
例えば悪いけど、プールから上がった後の耳に水が入った状態の感じw
ノイズが抑圧されているので、エンタテインメントシステムの音声・音楽はかき消されずきれいに聞こえます。
配布のヘッドホンでは、音声を聞き取るのにボリュームを4目盛りまで上げる必要があったのですが、「MDR-EX750NA」を使うとそれではうるさ過ぎて、ボリュームを2目盛りから1目盛りまで下げる必要がありました。
もちろん、ノイズは抑えられたままで、音声のボリュームだけが下がって行く感じです。
■ 音楽を聴いてなくても耳栓代わりに使える
イヤホンジャックを外していても、ノイズキャンセリング機能が働きます。
これが、本当に飛行機内での就寝に役に立ちました。
今までは、音楽プログラムの音量を上げて騒音をごまかしていたのですが、やはり音量が大きいので頭が痛くなることがしばしばありました。
しかし、「MDR-EX750NA」ではノイズキャンセリング機能が単独で動作するので、音楽を流さない静寂な環境で就寝することができ、頭痛もなく快適に目覚めることができたのです。
ノイズキャンセリング機能は、フル充電で約16時間使用可能です。
東京→ミュンヘン間の12時間のフライトでも余裕で使えました。
ちなみに、バッテリー切れでも普通のイヤホンとして使用できます。

B787のエンタテイメントシステムでは、そのままイヤホンジャックに刺さりました。
航空機用の2又プラグアダプターは、古いシステムや国内線にはまだありますので、念のため持ち歩いていた方が良さそうです。
■ その他のノイズキャンセリングイヤホンはどうなのか?
よく比較されるのが、BOSE「Quiet Control 20」です。
ノイズキャンセリング性能はこちらのほうが上で、音質も良いと巷では言われています。
たぶん、良いのでしょうw
でも、値段が10000円ほど高いです。
普段から通勤通学で音楽を楽しんでいる方には、BOSE「Quiet Control 20」もコストに合うと思います。
でも、私はそうではないので、少しでも安い方で・・・ということです。

■ 結論
飛行機に乗る場合、特に海外の長時間フライトには、ノイズキャンセリングイヤホンを持っていくべきです。
疲労感が全く違います。
早く用意すべきだったと私は後悔しています。
SONY「h.ear in NC(MDR-EX750NA)」
実売18800円程度。
チョイ使いならこちらで十分。
------------------------------------------------------------------------------------------------
Bose「QuietComfort 20」
実売価格30000円程度。
使う頻度が高い場合は、こちらが良いでしょうね。NCは世界が変わりますよ。
まぁ、耳栓代わりになればいいかな・・・と軽い気持ちだったのですが・・・
結論から言いますと
これあると、非常に快適です
疲れ具合が全く違います
海外旅行や出張時、飛行機に乗る際はひとつ持って行った方が絶対に良いです。(断言)

もう慣れたとはいえ、ドイツまでの片道12時間のフライト。
機内ではエンタテインメントシステムで映画を見たり、音楽プログラムを聴きながら過ごします。
その時は付属のヘッドホンを使うわけですが、エコノミーで配られるモノはオープンエアに近いヘッドホンで(ビジネスクラス等は違います)、遮音性もへったくれもありません。
そこでどうなるかというと
ジェットエンジンの騒音が大きい
→ 映画の音声がかき消されるのでよく聞こえない
→ 音量を上げてごまかす
→ 大音量の長時間視聴で疲れる・頭が痛くなる
耳栓でも良いけども、せっかくだから音声も楽しみたい・・・
そこで今回購入したのが、ノイズキャンセリングイヤホンの、SONY「h.ear in NC(MDR-EX750NA)」です。
■ ノイズを軽減する仕組みは?
耳栓は、物理的に耳を塞ぎ音を遮断します。
ノイズキャンセリングイヤホンは、(基本的)にはマイクで拾った環境音(ノイズ)をデジタル変換(A/D)し、その逆位相の波形(ノイズキャンセリング信号)をぶつけることでノイズを軽減します。
音は波形なので逆位相の波で打ち消しあうのです。
ただ、そのままノイズの逆位相波形を混ぜても音声や音楽にも影響が出るので、入力音声も別にデジタル変換した後デジタルイコライザで周波数調整を行ってから、ノイズキャンセリング信号を混合しています。
「MDR-EX750NA」は、ノイズ検出マイクが2つ(フィードフォワード/フィードバック)装備されており、より再生音声に影響が出にくいようにノイズキャンセリング処理が行われています。

■ パッケージ内容
と、能書きはここまでにして、パッケージ内容を見てみます。
付属品は、
マイクロUSBケーブル(約1.0m)、航空機用プラグアダプター、ハイブリッドイヤーピースSS,S,M,L(各2)、キャリングポーチ、クリップ
となります。

キャリングポーチは、ばね口になっていて何気に使いやすいです。
充電用のケーブルが付属していますので、それを使用するのが無難と思います。
手持ちケーブルで試したのですが、いくつか充電できないものもありましたので。
ノイズキャンセリングユニット下部にあるUSB端子端子から充電します。

■ 音質・ノイズキャンセリング性能は?
ハッキリ言って、通常のノイズキャンセリングOFFの時の音質は<よくありません。
こもっていて平坦、FM放送を聴いているみたいです。
一方で、ノイズキャンセリングONにすると、面白いことに各音域が底上げされて、音がはっきりしてメリハリが出てきます。
モニタヘッドホンや、BAイヤホンに比べる(Klipsch X10しか持っていませんが)と比べて繊細さは全くないですが、聴けなくもない。イコライジングの効果なのでしょうね。
もともとノイズの多い環境で音楽を聴くのに特化しているので、音質に難癖をつけるのは無茶な話ですが。
ノイズキャンセリングの性能は、比較的静かな部屋の中で動作させると、驚くほど環境音が静かになるのがわかります。
ホワイトノイズ以外ほぼ無音状態になります。
肝心の機内での場合ですが、これも思っていたより効果的でした。
”ゴー”という低中音が(体感)1/3程度になります。
例えば悪いけど、プールから上がった後の耳に水が入った状態の感じw
ノイズが抑圧されているので、エンタテインメントシステムの音声・音楽はかき消されずきれいに聞こえます。
配布のヘッドホンでは、音声を聞き取るのにボリュームを4目盛りまで上げる必要があったのですが、「MDR-EX750NA」を使うとそれではうるさ過ぎて、ボリュームを2目盛りから1目盛りまで下げる必要がありました。
もちろん、ノイズは抑えられたままで、音声のボリュームだけが下がって行く感じです。
■ 音楽を聴いてなくても耳栓代わりに使える
イヤホンジャックを外していても、ノイズキャンセリング機能が働きます。
これが、本当に飛行機内での就寝に役に立ちました。
今までは、音楽プログラムの音量を上げて騒音をごまかしていたのですが、やはり音量が大きいので頭が痛くなることがしばしばありました。
しかし、「MDR-EX750NA」ではノイズキャンセリング機能が単独で動作するので、音楽を流さない静寂な環境で就寝することができ、頭痛もなく快適に目覚めることができたのです。
ノイズキャンセリング機能は、フル充電で約16時間使用可能です。
東京→ミュンヘン間の12時間のフライトでも余裕で使えました。
ちなみに、バッテリー切れでも普通のイヤホンとして使用できます。

B787のエンタテイメントシステムでは、そのままイヤホンジャックに刺さりました。
航空機用の2又プラグアダプターは、古いシステムや国内線にはまだありますので、念のため持ち歩いていた方が良さそうです。
■ その他のノイズキャンセリングイヤホンはどうなのか?
よく比較されるのが、BOSE「Quiet Control 20」です。
ノイズキャンセリング性能はこちらのほうが上で、音質も良いと巷では言われています。
たぶん、良いのでしょうw
でも、値段が10000円ほど高いです。
普段から通勤通学で音楽を楽しんでいる方には、BOSE「Quiet Control 20」もコストに合うと思います。
でも、私はそうではないので、少しでも安い方で・・・ということです。

■ 結論
飛行機に乗る場合、特に海外の長時間フライトには、ノイズキャンセリングイヤホンを持っていくべきです。
疲労感が全く違います。
早く用意すべきだったと私は後悔しています。
SONY「h.ear in NC(MDR-EX750NA)」
実売18800円程度。
チョイ使いならこちらで十分。
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Bose「QuietComfort 20」
実売価格30000円程度。
使う頻度が高い場合は、こちらが良いでしょうね。NCは世界が変わりますよ。
![]() | BOSE 2015-06-26 売り上げランキング : 24676
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